新発売!!「IP Strage TN-5800」のご紹介

障害対応時の時間とコストを大幅にカット

一般的なNAS製品は、RAID設定情報を含むシステム構成ファイルを、HDD上に保存する仕様になっています。このような製品においては、万一HDDに障害が発生し、システム構成ファイルが壊れて読めなくなった場合、NASへのアクセスが不能となり、通常の方法では大切なデータを取り出すことが出来なくなります。こういった障害の修復には膨大な時間とコストを要する事になります。
TN-5800におけるRAID設定情報を含むシステム構成ファイルは、HDD上にではなく「DOM（Disk On Module)｣と呼ばれるメモリ上に格納されており、HDDに障害が起きてもそれら情報は全く影響を受ける事はなくNASへのアクセスも保たれます。また、システム構成ファイルはUSBメモリ等の外部デバイスにバックアップ保存することもでき、万一TN-5800本体に障害が発生しても、本体の代替機にバックアップのシステム構成ファイルを読み込ませ、HDDを差し替えるだけで障害発生前の状態に復旧することができ、ダウンタイムを最小限に抑えられます。

運用を止めずに、RAID構成やHDD容量の変更が可能

RAIDマイグレーション

企業の発展や事業の拡大などにあわせて、RAID構成の変更や、記憶容量の拡張が可能。 TN-5800のRAIDマイグレーション機能を利用すると、データを保持したままの状態でしかも運用を止めることなくRAID構成の変更やHDD増設による容量拡張が可能！！

データを保持したまま、RAID記憶容量の拡張が可能

RAIDエクスパンション

TN-5800はフレキシビリティ機能を利用して、必要に応じてRAID容量を拡張させることができます。 RAIDエクスパンションを利用すると、データを保持したままの状態でしかも運用を止めることなくHDD容量の拡張が可能です。

サブフォルダへのアクセスも制御可能

ACL（アクセス・コントロール・リスト）

TN-5800内のデータ保存フォルダに対して、グループや個人レベルのアクセス権（「リード・ライト」「リードオンリー」「アクセス拒否」）を付加することができ、セキュアなデーターサーバーとして活用できます。又、TN-5800のACLはルートフォルダのみならずサブフォルダへのアクセスを制御できます。
（他社はルートフォルダのみの制御です）

Dual LANで、ネットワークにおける冗長性を確保

フェイルオーバー

２つのLANポートを１つの集約ポートとして使用することにより、片側のLANに障害が起きても、もう一方のLANにより途切れる事無く通信を続ける事が可能になり、システムの可用性を確保できます。（図左）

ロードバランス　（負荷分散）

ネットワークの混雑状況を自動判別し、双方のLANポートへの負 荷が均等になるよう分散することが可能です。（図右）

同期バックアップで、データの保全に対応

Rsync バックアップ

TN-5800には、同期バックアップを可能にする「Rsync」を備えています。別拠点に設置されたもう1台のTN-5800に対して、スケジューラーで決められた時間に同期バックアップすることができ、万一の大規模災害などに対してもデータを保全する万全な体制をとることができます。

使用HDDを選ばない柔軟な設計

フレキシビリティ

TN-5800は、製造メーカーや容量の異なる複数のHDDを使用したRAID構築が可能です。一般的なNAS製品はHDD仕様が制限されますが、TN-5800では最新のHDDスペックに柔軟に対応できます。